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CSV [HEX]

経路探索を試してみたいのだけど、そのためにはチョット準備が必要。ユニットの可動範囲を条件に加えてやらないといけないのと、地形による移動コストを加味しておきたい。なので、この時点で最低限のマップ情報を構築してしまおうと思う。

マップ情報は Excel で作るということだけは決めたのだけど、データをどうやって取ってくるかを考えておきたい。最終的に出来上がったマップは Excel 以外の形式に変換するつもりではあるけど、現時点では簡単に読み書きできる形式であつかうことにする。

どんな形式が簡単かって言うと、先ず筆頭に挙げられるのが CSV。単純なテキスト形式だし、.NET Framework のサポートもあるのだけど、ちょっとした問題がある。実は、Excel が吐く CSV のファイルは Shift-JIS しか選べない。開発者リファレンスを見ると VBA を使うとコードページの指定が可能なようなんだけど、「無視される」と書いてあるので使いものにはならない。マップ情報だけなので、Shift-JIS 外の文字を使うことはないと思うのだけど、多少の日本語は入ると踏んでいる。

CSV で作られたマップ情報をプログラムから操作するのは当然なんだけど、別の応用もしたいと思っている。PowerShell から CSV を操作することで、ちょっとした解析をしたいと思うのだけど、PowerShell のコマンドレットは Shift-JIS の CSV を正しく扱えない。web を探してみるといくつかの解決策は公開されているものの CSV の仕様を満たさないものが多いようだ。

ここで言っている仕様というのは、RFC で公開されている仕様というわけではなく、Excel が読み書きできる CSV の仕様という意味。

望むものがないなら自分で作るしかないか、、、とは言ってもそんな面倒なものではない。Excel と PowerShell の連携で、希望のものを意外に簡単に手に入れる方法がある。次回は、PowerShell を使った CSV の作り方 前篇です。

 


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